朝日新聞社、W杯速報でRSS配信実験
朝日新聞社はサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会に関連した記事の更新情報を記した「RSSフィード」をインターネットで提供する実証実験を始めた。GMOアドネットワークス(東京・渋谷)、サイボウズ子会社のフィードパス(東京・文京)と組み、RSSフィードの記事配信による広告の効果や閲覧ユーザー数などを測定する考えだ。利用者はフィードパスが提供するRSSフィードの閲覧画面=写真=でW杯の速報記事を読むことができる。
朝日新聞社のニュースサイト「asahi.com」はRSSフィードによる記事の情報提供を始めているが、今回の実証実験では、フィードパスの画面に限り、W杯に絞った情報を閲覧できる。GMOアドネットワークスのRSSフィード配信管理システム「フィードバーナー」を使い、朝日新聞の記事を加工。閲覧ユーザー数の推移、利用者が使う閲覧ソフトの種類なども把握できるようにしたうえで、フィードパス側に情報を提供する。実験期間はW杯の閉幕までの2カ月間。
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