ウェブサイト運営のデジタルブティック(東京・渋谷、安西正育社長)はアスキーと組み、「ITコーディネータ」の資格取得を支援する携帯電話による遠隔教育を5月1日に始める。携帯電話の学習サイト「実力温泉」から資格試験対策の問題集を配信する。問題集のコンテンツ(情報の内容)をアスキーから調達。デジタルブティックが配信・課金を担当する。問題集のコンテンツを保有する出版社との協業を拡大しながら、「実力温泉」を試験問題集のポータル(玄関)サイトにしていく考えだ。
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慶應義塾大学のメディア研究者らが25日、竹中平蔵総務相の私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」の議論を踏まえて、メディア融合政策について話し合う「緊急産官学オープン・フォーラム」を同大三田キャンパス(東京・港)で開催した。NHKが過去に放送した番組を保管している「NHKアーカイブス」の映像をインターネットで広く国民に公開することを義務付ける提案などについて、行政や産業界からの参加者と研究者が意見交換した。
NTTレゾナント(東京・千代田)がポータル(玄関)サイト「goo」の地域情報サービスを拡充している。地図の画面から、探したい場所の最寄り駅の出入り口をパノラマ写真で表示する新サービスを19日に開始。駅周辺の風景を把握できるようにして、利便性を高めた。地域の店舗などの広告主を対象にした広告販売はNTTグループで電話帳を発行するNTT番号情報(東京・港)と連携。地図による地域情報サービスの利用者を増やして、地図連動型広告の拡販を狙う。
富士通子会社の富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、川崎市、斎藤潔社長)は17日、インターネットの情報を自動的に分類しやすいデータに変換して収集し、指定したキーワードに合致した情報だけを選別できるシステムの販売を始めたと発表した。サイトの更新情報を配信するデータの規格「RSS」を活用。一般的なネットの情報を「RSSフィード」と呼ばれる情報に変換して、企業内の情報システムに取り込み、社内の組織ごとに最新情報を再配信できるようにする。